豊前海研究所漁業資源課 長本 篤

現場の最前線へ

 私は平成9年に県に採用され、4年間行政(漁場整備係)を経験し、やっと念願の豊前海研究所に 配属されました。赴任して既に8ヶ月が経過しようとしております。最初はロープ一つ満足に結べずに 足手まといになっていましたが、今では自分で言うのも何ですが、諸先輩方や漁業者の方のご指導により、 一髪ぬけてたくましくなった気がします。

アサリ資源の復活を使命に

 現在、漁業資源課でアサリと赤潮に関する業務を担当しています。アサリは誰もが手軽に着業できるなど 極めて重要な漁業対象種です。しかし、豊前海のアサリは昭和61年の11,500tを最高に、以後減少傾向にあり 平成11年には約1,000tと盛漁期の約1/10にまで減少しています。過去の調査結果から年間を通じた資源量の 変動をみますと、冬期の減耗が大きいことが分かっております。そこで、冬期における減耗に歯止めをかける べく減耗要因の把握とその対策手法の開発に努めているところです。豊前海のおいしいアサリ(バター焼きは 最高です!)を救うことを使命と信じ、日々干潟に出動しています。

2気圧の世界へようこそ

 私は、海が好きで魚を釣ったり泳いだりしていましたが、水面下には全く縁がありませんでした。 ところがこちらに来て、調査のため潜るようになりました。まだ、その技量は”潜る”ではなく”沈む”の 段階だそうですが、今では水面下の世界に魅了されています。今後はもっと上手になって漁業者の方々に 水面下の情報を発信していきたいと思っています。

 自己紹介
  名 前  長本 篤(ながもと あつし)
  産 地  宗像郡福間町
  生年月日 昭和49年3月30日(若干27才,独身)
  趣  味 釣り、スノボー

(豊前海研究所漁業資源課)

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