福岡湾の標識クルマエビの漁獲報告を!

 福岡湾のクルマエビは、小型底びき網(えびこぎ網)やさし網漁業で漁獲される重要な水産資源です。かつては年間100トンを超える漁獲もありましたが、ここ5年間の平均漁獲量は約46トンに減少しています。
クルマエビ資源の回復のため、毎年700万尾から1,000万尾もの稚エビ(体長約30o)が放流されています。特に、昨年からは放流時に囲い網の中で3日間ほどじゅん致させ、着底、潜砂させてから放流しています。このことで放流直後における遊泳中の食害による減耗を激減させ、放流効果の向上が期待されています。
また、湾内での移動・成長などの生態や放流効果の調査のため、 稚エビ放流にあわせて標識放流もされました。体長約10pのクルマエビにリボンを装着し、7月下旬に湾内の3ヶ所(大岳・今津・能古島)から各々1,000尾づつ計3,000尾を放流、さらに10月にも同様に3,000尾が放流されます。
貴重な資料となりますので、標識エビが漁獲されたときは必ず福岡市漁協(TEL092-734-0527)または水産海洋技術センタ−(TEL 092-806-0854)へご連絡くださるようお願いします。

(研究部浅海増殖課)



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