なみなみ通信Vol.15

天然柴から人工柴へ! 新たないかかごの開発に取り組んでいます

2月から始まるいかかご漁業は、かごの入口に、柴(イヌツゲという種類の木)を取り付け、これに産卵するため集まってくるコウイカをとる漁業ですが、近年、この柴の不足や価格の上昇が問題になっています。

この問題に対処するため、現在天然柴に替わる漁具の開発に取り組んでいます。

平成13年は天然柴を取り付けたカゴに比べ人工柴の漁獲効率は約半分と低い結果となりましたが、人工柴の取り付け方法を改良することにより平成14年漁期では天然柴と同等以上の漁獲効率が認められました。

これまで試験に用いてきた人工柴は1本当たりの価格が比較的高く、7年使用しないと天然柴の経費と同等になりません。また、3年ほど使用した人工柴は一部破損が見られることから現在の人工柴では強度に問題があります。

今後は、耐久性を高めるとともに1本当たりの単価を約70%程度まで落とした試験漁具を試作し、天然柴に比べ漁獲効率や耐用年数がどの程度見込まれるか試験を続けていく予定です。

(研究部漁業資源課)

 


 

 

Vol.15 Topへ