なみなみ通信Vol.15

センター施設と調査船を一般公開しました

 センターでは「フクオカ・サイエンスマンス(科学技術創造月間)」の一環として、11月2日(土)午前10時からセンター施設及び調査船「げんかい」・「つくし」を一般公開しました。当日は、曇りでかなり冷え込むあいにくの空模様でしたが、タッチングプールや世界のお魚切手展示コーナー、加工品の試食コーナーなど、大勢の見学者で賑わいました。

また、今回は従来から要望の多かった水産物の直売コーナーにも新たに取り組みました。見学者の中には、これを楽しみにやって来られた方も多く、水揚げされたばかりの活魚や鮮魚、各種加工品を熱心に品定めし、お目当ての魚をしっかり両手に抱えて満足顔で帰宅していく姿も見受けられました。

なお、直売には県漁連及び福岡市漁協にご協力いただきました。ありがとうございました。

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センターの池浦主任技師が職員表彰を受けました

 企画管理部の池浦主任技師が、水産関係情報の携帯電話による利用システムを開発した功績により知事表彰を受けました。のり養殖にとって欠かせない有明海の海況自動観測情報については、従来パソコン所有漁業者はほぼリアルタイムで入手できましたが、大半は漁協経由のFAX等を利用していたため、かなりのタイムラグがありました。
この携帯電話対応システムの開発により、13年のり漁期から漁場の現場でも情報が入手可能となり、的確な養殖管理作業に活用されるようになったことで利便性が飛躍的に向上しました。

 

真っ白なナマコ出現!

 すでに各種報道でご存じの方もおられると思いますが、12月11日に北九州市門司区沖合の豊前海においてナマコ桁網で真っ白なナマコが水揚げされました。   これは、色素が抜けた「アルビノ」と呼ばれる突然変異個体です。市場に出荷されましたが、結局買い手がつかず豊前海研究所に寄贈されました。

 

 

 

 

新刊紹介 「都市と漁業−沿岸域利用と交流−」
近畿大学農学部助教授 日高 健著 成山堂書店発行 定価3,000円(税別) 194ページ

 本書は、かつて福岡県で漁業調整やマダイの資源管理などにより長く活躍されてこられた日高助教授が、都市における社会的な共通資産である沿岸域と都市住民をつなぐ「連結材」としての漁業の役割に注目し、大都市の沿岸部で漁業が積極的に存続していくための条件を抽出するとともに、それらに実証分析を加えた良書です。

本書は6章から構成されていますが、とくに第5章は、姪浜、能古、脇田、恒見と4事例全て福岡県をとりあげ、県内の水産事情に精通しておられる日高助教授ならではの鋭い視点から分析を加えており、福岡県の漁業関係者にとって一読の価値ありです。

 

 

 

 

 

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