なみなみ通信vol.16

アサリを増やそう  

豊前海のアサリ漁獲量は、昭和61年の11,000 トンをピークに年々減少して、近年では1,000トン台をかろうじて維持しており、非常に厳しい状況にあります。

そこで、福岡県では豊前海において「竹で干潟のゆりかご機能回復事業」を、緊急雇用対策事業の一環として行いました。

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豊前海区では、これまでも漁業者の皆さんによる干潟への杭打ちが行われており、調査研究の結果、その有効性が確認されていましたが、この事業では、「雇用対策」、「二枚貝増殖」、「竹の使用」を柱とし、豊前海のアサリ主要3漁場である蓑島、沓尾、吉富の各地先に竹を1万本ずつ打ちました。干潟に竹を打つことにより、波浪の抑制や渦流の発生がみられ、アサリ稚貝の着底促進やアサリの逸散防止の効果が期待でき、また、密漁や過剰な漁獲の防止に役立つなど資源管理の一助になるものと思われます。平成14年11月中旬から12月下旬までの寒い日が続く中、竹打ち作業が行われ、今後は、竹杭の管理やアサリの放流を行うなど積極的に杭漁場を活用しています。

(豊前海研究所漁業資源課)

 

筑前・豊前海区漁業者研修会が開催されました

3月20日に福岡市内で、福岡県水産団体指導協議会主催の研修会が開催されました。まずは、糸島地区漁協の合併や椎田町における調査などで県内の水産事情にも詳しい叶土舎 代表取締役 乾 政秀氏から「生産者でもやれる魚価・販売対策」と題して基調講演が行われ、その後、水産海洋技術センターからも小エビの活魚出荷、魚の神経抜、小型底びき網漁船への海水シャワー装置導入と3つの話題提供が行われました。

最後に、出席者全員による総合討議が行われ、朝市や漁協直販施設等に関して熱心な意見交換がなされました。当日は筑前・豊前両海区から青壮年部や系統職員等、100名を越す参加者があり、今後の福岡県における漁業経営を考えていく上で、大変有意義な研修会となりました。

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