なみなみ通信Vol.18

有明海研究所のり養殖課 熊谷 香

水産の世界に入って

   福岡県に就職して4年目になります。最初の配属は県庁の漁政課 漁業調整係で、筑前海の漁業調整等をしていました。大学で魚類をメインに生物学を学んだこともあり、魚つながりで水産に就職したものの、はじめは水産について知らない事が多く苦労もありましたが、弁の立つ?諸先輩方のあたたかい指導のもと2年間で何とか水産のことがわかってきました。
昨年4月から有明海研究所に異動となり、有明研初の女性水産職員として着任し1年半が過ぎましたが、海上作業中に声をかけて頂いたりと漁業者の皆さんにも仲良くして頂いています。

 

有明海研究所での仕事

   担当はノリ養殖指導と海洋環境です。ノリの養殖指導では、漁協に行って漁業者の方たちが育てたノリのタネの生長状態や熟度を顕微鏡で見て回ったり、海の上でノリの病気の有無を調べています。また、ノリ養殖に必要な海洋環境の調査を行い海水を分析し、速報として関係者に海況情報を提供しています。海況については皆さんの関心が高く、問い合わせが殺到しており、海の状況を出来るだけ速く正確に把握し、お知らせすることの大切さを感じます。さらに、蓄積された過去のデータをもっと活用して今後の海況判断の参考となるように、微力ながら漁業者の皆さんのお役に立てるよう頑張っていくつもりです。

vol18_kumatani2.jpg (21883 バイト)

 

楽しみは・・

   仕事の中で一番楽しいのは、やはり天候が良い凪の日の調査です。穏やかな海は鏡のように空や雲を映しこみ、とても綺麗で気持ちよく、さらに可愛らしいスナメリを見かけることもあります。そんな時はひとりでゴキゲンになっています(調査に同行した先輩方には怪しまれているかもしれませんが)。休日には食べ歩きや料理、たま〜にダイビング、海外旅行を楽しんでいます。

Vol17_madai.jpg (24783 バイト)

 

(有明海研究所のり養殖課)

 

Vol.18 Topへ