なみなみ通信Vol.2

研究員紹介

浜をうろつくあやしい男

 漁業者の皆さん、お世話になっております。セ ンター研究部の濱田です。浜(漁港)や市場でふらふらとうろついている姿を、目撃された方もい らっしゃるでしょう。さて私は何をしているのでしょうか?

 私は、えびこぎ網漁業およびケンサキイカ、ヒラメの資源管理、それにトラフグの放流技術開発を担当しています。このような仕事ですので、魚の測定、試験操業、フグの中間育成や放流で各地をうろうろとしております。これらの経過や結果の中で最近のトピックス的ものをご紹介します。

日本で初めて!ケンサキイカ卵の水中テレビ撮影の快挙

 ケンサキイカの資源管理では、産卵場の保護が重要なウエイトを占めることになります。卵は断片的に網に入った例はありますが、産卵がどういった条件の場所で行われているか知ることは 重要です。そこで、新しくなったセンターに整備されました水中テレビロボットを使って、ケン サキイカの卵を探していましたところ、長間礁周辺で撮影に見事成功しました。ご興味のある方、 センターにお越しくだい。この水中テレビロボットでは、人工魚礁や天然礁なども撮影して、 研究に役立てています。

魚価工場を目指した漁具改良(えびこぎ網)試験に着手(まだ、試行錯誤の段階)

 漁獲物の活力を保って 魚価を向上させ、さらに選別作業の軽減化を図るため、えびこぎ網の 改良試験に取り組んでいます。魚獲り(ケイホウ)の中に荒い角目の袋網を設けてみましたとこ ろ、8cm以下のエビや10cm以下のシャコ、大きなゴミは内側の荒目の袋網に残り、荒目網を抜けた小さなエビなどは、大きな魚やゴミにかき回されたり、押し潰されたりしなかったため、活力は大変良好でした。しかし、荒目の袋に残ったものの活力は余り良くはありませんでした。今後の試験を重ね、良い網を作るよう努力いたします。何か良いアイディアがありましたら、ご一 報いただければ幸いです。

(研究部漁業資源課)


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