なみなみ通信Vol.25

有明海研究所 資源増殖課 金澤 孝弘

そして話題の研究所へ・・・
 平成3年4月に入庁し半月間、漁政課に席を置いたのち、福岡水産試験場(現センター)に配属されました。ここでは筑前海の海洋環境や有害生物駆除について2年間、イワシやアジなどの浮魚資源やイカナゴなどに代表される地域魚種の調査研究について2年間行いました。その後、県庁に転勤し水産振興課で3年、漁政課で2年、何れも主に漁船の検査や登録を行う係にいました。ここでは福岡県内のほぼ全漁協にお邪魔して現場を見れたことや漁協の職員さん達と顔馴染みになれたことが、私にとって大きな「こやし」となっています(この紙面を借りまして深くお礼申し上げます)。そして平成12年4月、「タイラギ不漁」で揺れていた有明海研究所に赴任、12月には「ノリ不作」の嵐が待ち受けていました。

資源増殖課での仕事
 資源増殖課では不漁不作緊急調査や研究業務に追われ、多忙な毎日を送ること5年が過ぎ、気付けば1番長い職場となりました。担当する業務はクルマエビやガザミなど甲殻類の栽培漁業や資源管理に関する調査研究、水質や底質の環境調査、貝毒に関する調査、有害生物駆除等々、多岐に渡ります。覚悟していたとは云え最初のうちは業務の多様さに加え、有明海特有の干満差や魚種の多さ、漁業関係者の気質や方言に悩まされましたが、やっと慣れたような?「錯覚」に陥っています。この勢いと「逆命利君(君子の命令に逆らっても、君子のために諌言すること)」のモットーで業務に励みたいと考えております。見かけたら、あったかい声援(罵声は不可)をお願い致します。
 蛇足ですが、福岡シティーボーイの私が干潟の泥に足がはまり、思わず博多弁で「イボッター!」と叫ぶと、ネイティブ有明の漁業者の皆様から一斉に笑われたときは、少々凹んだとです。
趣味
 映画鑑賞などありますが、今は嫁さんの代わりにと3年前から飼いはじめた御フランス原産の御犬様「パピオン」にはまっています。現在、私が取り上げた仔を含め3匹となり、掃除や散歩と世話が大変ですが、とても癒される可愛い奴等です。


やる気満々の伊藤先輩(左)と
魚介類調査!
満面の笑み

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