なみなみ通信Vol.28

研究部応用技術課 渕上 哲

有明海との切っても切れない縁

 私は山笠が走る博多の下町に生まれ育った生粋の博多っ子です。・・・が、なぜか街にはなじめず、海や山に居場所を求めているうちに、趣味の釣りが高じてついには水産の世界で生活するようになってしまいました。
 県には平成8年4月に採用され、有明海研究所で5年間ノリを担当しました。‥が、最初の年は秋芽の大不作、最後の年は空前の大不作となり、自分が不作をもたらしたのでは‥?という複雑な思いを抱きつつ異動により水産振興課へ。ここでは4年間漁場整備事業を担当しましたが、有明海には覆砂事業のため足を運び続けました。そして昨年4月から水産海洋技術センター研究部に配属されましたが、研究材料に再び有明ノリが!ということで有明海との縁はいまだに続いている次第です。

現在の仕事

 現在担当しているのは、主にバイオテクノロジー関連の研究や魚病の検査です。特に、DNA 鑑定によるノリの品種識別については、単に品種のためだけではなく、中国からの輸入開始を受け、品種登録制度と組み合わせることで産地保護のための武器として役立つ可能性があります。課題は多いのですが、一つ一つ確実にクリアして、現場の漁業者の役に立つ技術を作っていければと考えながら、難しい専門用語と格闘している毎日です。

趣味など

 釣りが好きで海・山・川を問わず飛び回っています。あちこちの漁港や海岸で竿を振っている姿を見かけることがあるかも知れませんが、その時には声をかけていただけると幸いです。

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