なみなみ通信Vol.31

 

アユ産卵場造成研修会が開催されました

 アユは、本県の河川での漁業や淡水養殖の重要な対象資源であり、各漁協は従来から種苗や受精卵の放流などによりその増殖を図って来ましたが、増殖手段として産卵場の造成はそれほど行われていません。
 そこで、アユを対象とした産卵場造成についての研修会が11月15日に、朝倉市公民館会議室において開催されました。
 この研修会は、内水面漁連、水産団体指導協議会及び内水面研究所の共催で内水面研究所成果報告会も併せて行われました。研修会には、内水面の漁業関係者、市町村担当者及び県関係者など約60名を越える多数の参加者がありました。
 研修会は、まず、日本のアユ研究の第一人者である(株)水産環境研究所 石田力三代表からアユの生態や河川の形状にもとづく天然の産卵場形成の要因について解説があり、それを人工的に再現して人工の産卵場を造成する方法についてわかりやすく説明されました。内水面研究所からは筑後川・矢部川のアユ資源の現状を明らかにした成果が報告され、近年の不順な天候などで安定しない河川環境下でのアユ増殖について、産卵場造成と種苗等の放流などを組み合わせて、より一層効果的な増殖に取り組む必要性などが報告されました。

研修会の様子


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