なみなみ通信Vol.39

コイヘルペスウィルス病など淡水魚の病気(魚病)
              についての研修会が開催されました

 内水面養殖や河川漁業など淡水魚の飼育や漁獲を行う産業では、魚病による斃死のリスクは避けられません。また、国内外を問わず活魚で養殖魚が移動する現在では、新しい魚病の発生、蔓延についての対処も必要となります。
 そこで、近年発生が見られているアユやコイなど内水面水産有用種の魚病について、その発生情報や対処法に関する研修会が11月19日に朝倉市公民館会議室において開催されました。
 この研修会は、内水面漁連、水産団体指導協議会及び内水面研究所の共催で開催され、内水面研究所成果報告会も併せて行われました。研修会には、内水面の漁業関係者、市町村担当者及び県関係者など約60名を越える多数の参加者がありました。
 研修会では、まず、内水面の有用種の魚病について専門的に現場指導や研究を続けてこられた広島県立総合技術研究所の永井崇裕研究員から、アユ、ヤマメ、コイなどに近年発生している魚病の発生傾向や感染予防法、治療法についての説明があり、特に魚類はリンパ系が備わっていないなど感染防御の機能が低いのでなにより感染予防が大事であり、防疫を考慮して飼育などの作業をすることの重要性が解説されました。
 また、内水面研究所職員からは平成16年度に本県でも発生したコイヘルペスウィルス病について、対策やその後の発生傾向、近年明らかになった最新の情報を報告し、個人のインターネットでの購入による感染拡大や真夏の高水温期にも発生している傾向などにも留意して対策をとることの重要性が報告されました。
 感染防止についての質疑なども交わされ有意義な研修会となりました。



熱心に話を聞く参加者



市場見学の様子


Vol.39 Topへ