なみなみ通信Vol.45
 
 島崎達喜さん(有明海区研究連合会)が農林水産大臣賞を、
 武末憲志さん(大和高田地区アサリ漁業管理委員会)が
 研究奨励賞を受賞!

 6月8日に福岡市の都久志会館で開催された第60 回浅海増殖研究発表全国大会(浅海増殖研究中央協議会主催)において、有明海区研究連合会の島崎達喜さん(大野島漁協)が、「美味いノリを穫って、消費者に届けよう!」について発表し、最優秀発表として農林水産大臣賞の栄誉に輝きました。また、大和高田地区アサリ漁業管理委員会の武末憲志さん(有明漁協)は、「新たなアサリの増産をめざして」について発表し、研究奨励賞を受賞しました。
 島崎さんは、研究連合会が開催したノリ品評会において、出品者全員にアンケート調査を行い、品評会入賞者と非入賞者の品質を比較することにより、美味しいノリができた条件を明らかにするとともに、入賞者のノリを焼きノリに加工して直接販売し、消費者のノリに対する生の声を聞いたことを報告しました。
 今回の発表では、研究連合会の全体での取組み内容とデータの記録・分析内容等が高く評価され、今回の受賞となりました。
 一方、武末さんは、冬場はノリ養殖業を営んでいますが、春から夏の新たな試みとして、アサリの増殖に取り組み、その成果を報告しました。福岡県有明海は、全国でも有数のアサリ産地ですが、共同漁業権漁場のアサリ漁は、現状の有明海ではどうしても、漁獲の競い合いになって資源管理が難しい状況です。そこでアサリ委員会では、アサリ養殖場において、アサリの稚貝を放流し計画生産に努めました。その結果、これまで全くアサリの生産のなかった場所から、600万円ほどのアサリの漁獲をあげることに成功し、今回の受賞につながりました。
 有明では、この事例が新しい有明海のアサリ漁業のあり方として注目されています。 


表彰式での島崎達喜さん(写真右)


表彰式での武末憲志さん(写真右)

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