なみなみ通信Vol.6

普及だより

漁村青壮年婦人研究活動実績発表大会開催

 恒例の実績発表大会が7月8日に水産会館で開催されました。発表件数は4件で、筑前海区から2件、有明、豊前海区からそれぞれ1件ずつ日頃の活動成果が発表されました。近年は生産物単価の低迷を受け、品質の向上やブランド化に対する取り組みが多くなっています。本年も4件のうち3件がこのことに関連した課題でした。残る1件は環境問題で、漁業者自身が環境を守る取り組みが紹介されました。 

 有明海区からは、ノリ養殖の種となる糸状体の育成管理に取り組み、良質の糸状体から良質のノリ生産を目指す研究会の取り組みが紹介されました。
 豊前海区からは、小型底引き網の漁獲物の品質を保つため、漁船に簡易なシャワー装置を取り付け漁獲物の乾燥や温度上昇を防ぐことにより、生産物単価を向上させた実例が発表されました。
 筑前海区の宗像地区からは、地元でとれる釣りアジのブランド化を漁協、地元自治体、地元旅館やレストランなどが一体となって取り組み”釣りアジ玄ちゃん”のブランド名で地元ブランドとして定着しつつある様子が紹介されました。また糸島地区からは、近年異常発生して大きな問題となっている”グミ”の除去に対する取り組みについて発表があり、採れたグミの処理などについての問題点が報告されました。
 本年の発表はいずれも優劣がつけがたく審査も難航しましたが、宗像地区の”釣りアジ玄ちゃん”の取り組みが本県の代表課題として選定されました。来年3月に東京で開催される全国実績発表大会に向けて準備を進めています。

(研究部漁業資源課)

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