なみなみ通信Vol.7

研究員紹介

有明海研究所のり養殖課 小谷 正幸

一本釣りからノリ養殖へ

 有明海研究所に来て早や7年目になります。柳川に来た当初はノリのことはもちろん筑後地方の言葉がわからず苦労しました。言葉の方は地元の漁業者の方に教えてもらい、何とか理解できるようになりました。
 私は、大分県佐賀関の「一本釣りの漁師の子」ですが、有明海で漁業者の方相手にノリ養殖の指導をする立場となっています(実際は漁業者の方から教えてもらうことのほうが多いのですが・・・)。人生とは不思議なものだなあと時々感じます。

「のり養殖情報」とうまいのり

 現在担当している仕事は、ノリ養殖の生産安定のためにノリと海況に関する調査をし、生産者の方へ「のり養殖情報」を発行することです。そのほかに労働力の軽減と安全確保のために現在夜間に行っている摘採の時間帯を変更できないか検討しています。夜間の方が日中よりノリの色は黒いが、昼から夕方にかけての方がうまみや甘みをだすアミノ酸が多いことがわかってきました。
 2年前から地区ののり養殖研究会の方と話し合い、小規模ながら「昼摘み」製品を出荷し、商社側の評価もあがってきているところです。有明海のうまいノリを「よりうまく」「より高く」したいとひそかに野望を持って研究に取り組んでいます。

ノリはうまいが毛は増えない

 本年度の有明海区の海況は思わしくなく、生産者の方は大変苦労されていますが、私たち研究所も気合いを入れて調査をしていますので、各地区の細かな情報提供をお願いします。
 最後に、柳川に来てからうまいノリを多く食べるようになりましたが、それに反して髪の毛は減る一方です(写真参照)。

(有明海研究所のり養殖課)


ノリの色を測定中

同一人物?

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